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指数: 15分ディレイ
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12日のNY株式相場は高安まちまち。1.9兆米ドルのコロナ対策法案の成立やコロナワクチン接種進展期待により景気敏感株の堅調が続いた一方、長期金利が上昇したことでハイテク・グロース株が再び売られた。米10年債利回りは一時昨年2月以来となる1.64%台まで上昇した。ダウ平均は307米ドル高まで上昇し、293.05米ドル高(0.90%)と6日続伸して終了。5日連続で取引時間中の最高値を更新し、終値でも3日連続で最高値を更新した。ボーイングが6.82%高、キャタピラーが4.20%高となったほか、ゴールドマン・サックスも2%近く上昇し、ダウ平均を押し上げた。S&P500は一時0.61%安まで下落したが、0.10%高と小幅に4日続伸して終了。前日に続いて最高値を更新した。一方、ナスダック総合は終日マイナス圏で推移し、0.59%安と反落して終了。アルファベット、フェイスブックが2%以上下落し、アマゾン、アップル、マイクロソフトも0.6-0.8%下落した。
週間ではダウ平均が4.07%高、S&P500が2.64%高とともに2週続伸し、ナスダック総合は3.09%高と4週ぶりに反発。小型株指数のラッセル2000は7.32%高と4週ぶりの大幅反発となった。年初来では、ダウ平均が7.10%高、S&P500が4.99%高、ナスダック総合が3.35%高となり、ラッセル2000は19.14%高と主要3指数を大きくアウトパフォームした。 海外市況 |
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本土市場では上海総合指数が週間で1.4%安と3週続落した。週前半は弱含みで推移したが、週末にかけてやや持ち直す展開となった。人民元安を受けて中国から海外への資金流出懸念が高まり、上海総合指数は9日に節目の3400ポイント割れ。10日まで5営業続落し、昨年12月22日以来の安値をつけた。ただ、その後は市場予想を上回る強い金融統計の発表を受けて11−12日と続伸。上海総合指数は11日に再び節目の3400ポイント台を回復した。
終値 騰落率 週初来 年初来 03月08日 [月] 3421.41 -2.3% -2.3% -1.5% 03月09日 [火] 3359.29 -1.8% -4.1% -3.3% 03月10日 [水] 3357.74 0.0% -4.1% -3.3% 03月11日 [木] 3436.83 +2.4% -1.9% -1.0% 03月12日 [金] 3453.08 +0.5% -1.4% -0.6% |
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香港市場ではハンセン指数が1.2%安と反落。週を通じて節目の29000ポイントを挟んだ値動きが続いた。週明け8日に米長期金利の上昇を嫌気して終値で節目の29000ポイントを割り込み5週ぶり安値を付けたが、その後は米追加経済対策の成立見通しやダウ平均が2週ぶりに高値を更新したことを好感し、11日まで3日続伸。11日には終値で29000ポイント台を回復したが、週末12日には米長期金利が時間外で上昇したことを受けて急落する展開となった。
終値 騰落率 週初来 年初来 03月08日 [月] 28540.83 -1.9% -1.9% +4.8% 03月09日 [火] 28773.23 +0.8% -1.1% +5.7% 03月10日 [水] 28907.52 +0.5% -0.7% +6.2% 03月11日 [木] 29385.61 +1.7% +1.0% +7.9% 03月12日 [金] 28739.72 -2.2% -1.2% +5.5% |
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