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指数: 15分ディレイ
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9日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比5.05%高の238.14米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も13.58%高の264.28米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の9日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):238.14米ドル(+5.05%) ■百度(BIDU):264.28米ドル(+13.58%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):40.19米ドル(+2.60%) ■JDドット・コム(JD):89.53米ドル(+4.89%) ■ウェイボー(WB):52.92米ドル(+2.22%) ■ネットイース(NTES):110.68米ドル(+8.42%) ■モモ(MOMO):16.80米ドル(+5.40%) ■レンレン(RENN):7.76米ドル(+4.58%) ■新浪(SINA):43.03米ドル(+0.21%) ■捜狐(SOHU):18.24米ドル(+4.71%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.49米ドル(+10.18%) ■テンセント・ミュージック(TME):26.69米ドル(+5.41%) |
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10日の香港市場は前日の米株高の流れを引き継ぎ、続伸して始まるか。米長期金利の低下を受け、売りが目立っていたグロース(成長)株を買い戻す動きが香港市場に波及しそうだ。先週末に1.625%まで上昇した米10年債利回りは、9日に1.528%と前日比0.066%低下した。
ただ、ハンセン指数は心理的節目の29000ポイントが上値抵抗として意識されそうだ。買い一巡後は上値が重く推移する展開があり得る。決算発表や業績見通しを手掛かりとする個別銘柄の物色が引き続き活発となるだろう。また、中国国家統計局はきょう午前、2月の物価統計を発表する。 9日のNY株式相場は、ダウ平均は3日続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合が急反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、取引所運営の香港証券取引所(00388)、保険大手の中国平安保険(02318)が香港終値を上回った。半面、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が下回って引けた。 |
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9日のNY株式相場は上昇。債券利回りが低下したことで、足もとで大きく下落したハイテク・グロース株が買い直された。ナスダック総合は3.69%高と急反発。一日の上昇率は昨年11月以来の大きさとなった。前日まで5日続落したテスラが19.64%高と急反発し、アップル、フェイスブックが4%超上昇。アマゾン、マイクロソフト、ネットフリックスも2.7-3.8%上昇した。S&P500も1.42%高と反発した。ダウ平均は一時347米ドル高まで上昇し前日に続いて取引時間中の史上最高値を更新したが、30.30米ドル高(+0.10%)と小幅に3日続伸して終了した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は6.13%高と急反発。エヌビディアが8.00%高となり、ブロードコム、テキサス・インスツルメンツ、クアルコム、インテルも4-5%上昇した。先週末に1.625%まで上昇した米10年債利回りは、1.528%と前日比0.066%低下した。
業種別ではS&P500の7セクターが上昇し、1セクターが変わらずとなり、3セクターが下落。一般消費財とITが3%超上昇し、公益、不動産も1%超上昇。一方、エネルギーが1.91%安と5日ぶりに反落し、金融が0.86%安、資本財が039%安とともに3日ぶりに反落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は24.03ポイントと前日比1.44ポイント低下した。 海外市況 |
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