4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.58％安の3520.24ポイントだった。深セン成分指数も2.96％安の14490.14ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6111億100万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた後、徐々に下げ幅を広げる展開。指数は前日に2％近く上昇した後とあって、利益確定売りが相場の重しとなったほか、前日の米株安も嫌気された。また、全国政治協商会議がきょう開幕し、あす5日には国会に当たる全国人民代表大会（全人代）が開幕する予定で、内容を見極めようと様子見ムードも広がった。セクター別では、酒造、建材、食品・飲料などが売られる半面、石油、鉄鋼、航空・宇宙などが買われている。

　上海B株指数は0.67％安の247.49ポイント、深センB株指数は0.92％安の1114.76ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3520.24    -56.66     -1.58

 上海B株指数                    247.49     -1.67     -0.67

 深セン成分指数               14490.14   -442.25     -2.96

 深センB株指数                 1114.76    -10.32     -0.92

 滬深300指数（CSI300指数）     5305.86   -146.35     -2.68

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