週明け8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比1.06％高の3533.38ポイントだった。深セン成分指数も1.67％高の15258.30ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5252億7200万元だった。

　上海総合指数は、序盤は節目の3500ポイントを挟んでもみ合ったが、その後は堅調に上げ幅を拡大した。前週末の米株高が好感されたほか、流動性への懸念が後退し、投資家心理が改善。買いが広がった。セクター別では、今週後半から始まる春節（旧正月）の大型連休を前に観光が買われたほか、化学繊維、貴金属なども高い。半面、前週末に買われた銀行が利益確定の売りに押されたほか、酒造、保険も売られた。

　上海B株指数は1.10％高の239.50ポイント、深センB株指数は1.11％高の1084.41ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3533.38     37.05      1.06

 上海B株指数                    239.50      2.60      1.10

 深セン成分指数               15258.30    251.00      1.67

 深センB株指数                 1084.41     11.89      1.11

 滬深300指数（CSI300指数）     5559.02     75.61      1.38

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