週明け8日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。前週末のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、指数は節目の3500ポイントに乗せて寄り付いたが、今週末から始まる春節（旧正月）連休を前に持ち高調整の売りが相場の重しとなり、3500ポイントを下回り、小幅安で推移している。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比0.07％安の3492.38ポイントで推移している。セクター別では、前週末に買われた銀行が全面安。製紙、造船も売られている。半面、酒造、港湾、高速道路などが買われている。

　週明け8日の香港市場でハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ続伸スタート。高く寄り付いた後にプラス圏でもみ合う展開。米追加経済対策の成立への期待から買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比1.23％高の29650.01ポイントで推移。個別では、マカオカジノの銀河娯楽（00027）、サンズ・チャイナ（01928）が大幅に続伸。医薬株の中国生物製薬（01177）も高い。時価総額の大きいAIAグループ（01299）、テンセント（00700）が買われ、指数を押し上げている。半面、衛生用品の恒安国際集団（01044）、中国国有銀行の中国銀行（03988）などがさえない。

                                 始値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3504.56      8.23      0.24

 上海B株指数                    236.56     -0.34     -0.14

 深セン成分指数               15066.46     59.16      0.39

 深センB株指数                 1073.76      1.24      0.12

 滬深300指数（CSI300指数）     5506.14     22.73      0.41