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指数: 15分ディレイ
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.47%安の29110.75ポイントだった。中国企業指数は0.03%高の11612.25ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1232億8000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。前日に心理的節目の29000ポイントを回復し、約1週間ぶり高値を付けただけに、利益確定売りが相場を押し下げた。中国人民銀行(中央銀行)によるきょうの公開市場操作が4営業日ぶりに吸収超過となり、春節前の流動性緩和に対する期待が後退したもよう。もっとも、29000ポイントに近づく水準では下げ渋り、下値が堅かった。 ハンセン指数構成銘柄では、中国ネット通販最大手のアリババ集団(09988)が大幅安。前日大引け後に発表した2020年10−12月期決算は市場予想を上回ったものの、張勇会長が業績説明会で傘下金融会社、アントグループの事業の先行きと上場計画の再開について「重大な不確実性がある」との見方を示したことが嫌気されている。香港不動産株の恒隆地産(00101)、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、第三者割当増資を発表した医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)も安い。半面、ネット関連株の美団(03690)、テンセント(00700)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、石油メジャーのCNOOC(00883)が買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。前場終値は前日比0.20%高の3540.65ポイントだった。深セン成分指数も0.55%高の15419.94ポイントと3日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5797億6300万元だった。
上海総合指数は序盤、利益確定売りに押されて安く推移した。しかし心理的節目の3500ポイント近くで下値の堅さを確認すると、次第に買いが優勢となり、前引けにかけて上げに転じた。中国の短期金利が足元で低下し、春節(旧正月)を前にした資金ひっ迫懸念が後退。指標となる上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物はきょう、前日比0.454ポイント低い1.859%となり、1月15日以来ほぼ3週間ぶりに2%を下回った。 セクター別では観光や非鉄金属、銀行、石油が上げた半面、軍需関連、貴金属、ソフトウエアが下げた。 上海B株指数は0.02%高の239.30ポイントと5営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.18%高の1080.86ポイントと3日続伸した。 |
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