週明け1日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比1.91%高の28822.61ポイントだった。中国企業指数は2.00%高の11433.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1105億7000万HKドル。
ハンセン指数は高くスタート。前週末に4日続落し、終値が1月13日以来半月ぶりの安値で終えただけに、買い戻しが先行した。きょうは日本や韓国などアジアの主要株式相場が上げたほか、アジア時間朝方に下げていたダウ平均先物が上げに転じると、ハンセン指数も前引けにかけて一段高。20日移動平均(28730.41ポイント)を回復して前場の取引を終えた。
個別では、繊維株の申洲国際集団(
02313)が10%近い急騰。ハイテク株の美団(
03690)とテンセント(
00700)、瑞声科技(
02018)、舜宇光学科技(
02382)が軒並み買われた。バイオ医薬品の薬明生物技術(
02269)とスポーツ用品の安踏体育用品(
02020)は大幅に続伸した。半面、中国工商銀行(
01398)や中国建設銀行(
00939)、HSBC(
00005)など金融株の下げが目立った。香港公益株の香港鉄路(
00066)、中電控股(
00002)も安い。