28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.48％安の3520.28ポイントだった。深セン成分指数も2.59％安の15014.17ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5911億8700万元だった。

　上海総合指数は前日のNY市場でダウ平均が大幅に5日続落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、景気の下押しリスクが懸念され、相場の重しとなった。セクター別では、保険が全面安となったほか、港湾・海運、石炭、造船も売られた。半面、文化・メディア、観光などが買われた。

　上海B株指数は0.44％安の246.45ポイント、深センB株指数は1.15％安の1074.14ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3520.28    -53.06     -1.48

 上海B株指数                    246.45     -1.09     -0.44

 深セン成分指数               15014.17   -399.67     -2.59

 深センB株指数                 1074.14    -12.49     -1.15

 滬深300指数（CSI300指数）     5397.61   -130.39     -2.36

　28日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日のNY市場でダウ平均が大幅に5日続落した流れを引き継いだ。世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、景気の下押し懸念が広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.96％安の3539.11ポイントで推移している。セクター別では、保険と港湾・海運が全面安となっているほか、石炭や製紙も売られている。半面、電子、ITなどが買われている。