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■薬明生物技術(02269):2020年12月本決算で純利益が前年比65%以上増加する見通しを発表した。市場シェアの拡大や、後期に入ったプロジェクトの増加に伴う収益増、新型コロナウイルス関連プロジェクトの推進などを理由に挙げた。
■サンズ・チャイナ(01928):2020年10−12月期の売上高(米国会計基準)は前年同期比69.9%減の6億7200万米ドル、純損失は2億4600万米ドル(前年同期は5億1300万米ドルの純利益)。調整済みEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は4700万米ドルと前年同期から94.2%減少したが、前四半期(7−9月期)の2億3300万米ドルの赤字から黒字に転換した。 ■デジタル・チャイナ(00861):2020年12月本決算で純利益が少なくとも5億5000万HKドルに上り、前年の3億200万HKドルに比べて80%増加する見通しを明らかにした。傘下事業の継続的な拡大や運営効率の改善などが寄与した。 |
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28日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ売りが先行するか。前日のNY市場でダウ平均は633米ドル安と大幅に5日続落。約3週間ぶりの安値を付け、今年最大の下げ幅を記録した。ハイテク株比率の高いナスダック総合も続落し、下げ幅が今年最大だった。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比+14.19ポイントの37.21ポイントに急上昇した。米株安を嫌気し、香港市場でもリスクオフの動きが広がりそうだ。
米連邦準備理事会(FRB)は27日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利と量的金融緩和の現状維持を決めたが、市場の予想通りで反応は限られた。一方、FRBのパウエル議長がFOMC終了後に開いた記者会見で、新型コロナウイルスの感染再拡大が「経済活動の重荷となっている」と述べた。コロナの感染拡大で世界的な景気の冷え込みに対する警戒感が高まる可能性がある。 もっとも、足元で香港と中国本土市場との相互取引制度(ストックコネクト)を通じて香港株を売買する「南向き資金」の流入が香港市場の支えとなっている。今週に入ってから本土投資家による買越額は100億HKドルを上回る水準で推移しており、前日は235億HKドルと1週間ぶりに200億HKドルを上回った。本土マネーの動きに引き続き注目したい。 27日の香港株の米国預託証券(ADR)は、欧州金融大手のHSBC(00005)、アジア生保のAIAグループ(01299)、IT大手のテンセント(00700)、中国ネット通販最大手のアリババ集団(09988)、中国国有銀行の中国建設銀行(00939)が香港終値を下回って終えた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日の終値を380ポイント超下回る水準で寄り付くことになる。 |
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香港証券取引所は27日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金 430億3449万HKドル 買い代金 290億3954万HKドル 売り代金 139億9495万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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