26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.20％安の3580.83ポイントだった。深セン成分指数は1.93％安の15406.78ポイントと5営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6628億3900万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の3600ポイントを割り込み、じりじりと下げ幅を拡大した。前日に約5年1カ月ぶり高値を更新した後とあって、利益確定売りが優勢。米MSCIが中国船舶重工（601989）など中国企業5社を新たに指数構成銘柄から除外すると発表したことを受け、海外資金の流出に対する懸念が再び意識されたもよう。

　セクター別では、軍需、保険、酒造、医療の下げが目立つなど、ほぼすべてのセクターで売りが優勢。半面、石炭の一角が逆行高を演じた。

　上海B株指数は0.39％安の246.57ポイント、深センB株指数は1.48％安の1072.41ポイントだった。

■午後0時までの記事一覧：

【香港】テンセント、百奥家庭互動の株式12％取得
【香港】長城汽車の20年12月本決算、速報値は20％増益
【香港】麗珠医薬集団、20年12月本決算は25−40％増益の見通し
【香港】長城汽車、1−9月期配当を実施へ　1株につき0.28元
【香港】大唐国際発電、20年の発電量は3％増
【香港】上海復星医薬のコロナワクチン、香港が緊急使用を許可
【香港】中国重汽傘下の中国重汽集団済南カ車、20年12月本決算は50−70％増益の見通し
【香港】中国金茂の20年12月本決算、40−50％減益見通し
【香港】星盛商業管理の初値は4.4HKドル、公開価格比14.0％高
【香港】中興通訊、筆頭株主がA株7169万株を売却
【香港】キャセイ・パシフィック、新検疫手続きで月間4億HKドルが流出の見通し
【香港】中国重汽、20年12月本決算は88％増益見通し
【香港】中国電力国際、20年の電力販売量は6％増
【香港】キャセイ・パシフィック、12月の旅客数は99％減
【香港】深セン高速道路、風力発電会社2社を買収
【香港】中遠海運能源運輸、20年12月本決算　純利益は5−6倍の見通し
【香港】快手科技、香港メインボードに2月5日上場へ
【香港】インド政府、中国企業の59アプリ使用禁止措置を恒久化へ
【香港】微創心通医療科技、香港メインボードに2月4日上場へ
【香港】米MSCI、中国広核電力など5銘柄を指数構成銘柄から除外

【中国】深セン市通産麗星、25日付で「深セン市力合科創」に社名変更
【中国】人民元の26日の基準値は1米ドル＝6.4847元、前日比で0.043％元安
【中国】上海陸家嘴金融貿易区、15億元のCPを発行
【中国】江鈴汽車、株主総会で子会社への追加出資計画を承認
【中国】習近平主席、ダボス準備会合で講演
【中国】中国建築、大口受注26件　総額857億元