13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.08％安の3605.33ポイントだった。深セン成分指数も0.10％安の15444.14ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7870億5100万元だった。 　

　上海総合指数は小高く寄り付いた後に前日終値を挟んで一進一退となり、方向性を欠く相場だった。前日終値は2015年12月下旬以来ほぼ5年ぶり高値だっただけに、利益確定売りが相場の重荷となった。ただ、中国政府の経済対策に対する期待は根強い。指数が心理的節目の3600ポイントを割り込むと押し目買いが入り、かろうじて同水準を守って前場の取引を終えた。

　セクター別では、保険が軒並み安のほか、証券や酒造、農林漁業などが大きく売られた。一方、港湾・水運と空運が逆行高。

　上海B株指数は0.63％高の249.89ポイントと続伸。深センB株指数は1.02％高の1104.61ポイントと4営業日ぶりに反発した。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3605.33     -3.01     -0.08

 上海B株指数                    249.89      1.57      0.63

 深セン成分指数               15444.14    -15.89     -0.10

 深センB株指数                 1104.61     11.12      1.02

 滬深300指数（CSI300指数）     5601.62      5.27      0.09

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