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指数: 15分ディレイ
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28日のNY株式相場は最高値更新。トランプ米大統領が9000億ドルのコロナ対策法案に署名し、失業給付の延長が決まったことや、政府機関の一部閉鎖(シャットダウン)が回避されたことが好感された。ダウ平均が204.10ドル高(+0.68%)、S&P500も0.87%高とともに3日続伸し、ナスダック総合は0.74%高と2日続伸。3指数はそろって取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ダウ平均採用銘柄はアップル(+3.58%)、ウォルト・ディズニー(+2.95%)などを筆頭に23銘柄が上昇。S&P500の11セクターはエネルギー、素材が下落したものの、コミュニケーション、一般消費財、ITが1%超上昇し、不動産、生活必需品、金融も0.5%超上昇した。
トランプ米大統領が先週、議会を通過した9000億ドルのコロナ対策法案への署名を拒否したことで法案成立の遅れやシャットダウンが懸念されたものの、大統領が一転して署名に応じたことで安心感が広がった。米国の新型コロナウイルス新規感染者数が一日当たり18万4000件を超えるなどコロナ感染拡大が続いているものの、追加経済対策に加え、FRBによる緩和的金融政策の長期化見通し、コロナワクチン普及による経済活動正常化期待などが支援となった。主要3指数は年内あと3日の取引を残し、S&P500が年初から15.62%上昇し、ダウ平均も6.54%上昇。ハイテク株主体のナスダック総合は43.76%高となった。 海外市況 |
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29日の香港市場は前日の米株高の流れを引き継ぎ、反発して始まるか。米国の追加経済対策がトランプ米大統領の署名を経て成立し、投資家が運用リスクを取りやすくなった。28日のNY市場ではダウ平均など主要3株価指数がそろって過去最高値を更新。トランプ氏は前週、現金給付の増額を求めて法案への署名を拒んでいただけに、28日のNY市場では買い安心感が広がった。
ただ、新型コロナウイルス変異種の拡散や米中対立の先鋭化が警戒されるなか、買い一巡後は上値が重い可能性がある。ハンセン指数が20日移動平均(26447.06ポイント)を上抜けると伸び悩む展開がありそうだ。 28日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、生保大手の中国平安保険(02318)が香港終値を上回った半面、商業銀行大手の中国建設銀行(00939)乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)などが下回って終えた。 |
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本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
※ストックコネクト採用のA株とB株が対象 ★以下の銘柄は本日から取引再開 ◇*ST永泰能源(600157) ★以下の銘柄は本日から取引停止 該当なし |
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