23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.76%高の3382.32ポイントだった。深セン成分指数も0.96%高の14015.02ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9290億6200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前場に上げ幅を拡大。前日に下げたセクターが買い戻され、相場を押し上げた。ただ、心理的節目の3400ポイントが上値抵抗として意識され、上値を買い上がる勢いを欠いた。後場には一時、前日終値に迫る水準まで下げる場面があった。セクター別では軍需関連や石炭、電力が上げた半面、文教・レジャー、医療・医薬品、化学繊維が下げた。
A株市場では新エネルギー発電関連の新疆金風科技(
002202)、協キン集成科技(
002506)が大幅高。電気自動車関連の寧波杉杉(
600884)、国軒高科(
002074)、鄭州宇通客車(
600066)、上海汽車集団(
600104)の上昇も目立った。一方、白酒大手の貴州茅台酒(
600519)、宜賓五糧液(
000858)がともに反落した。監視システムの浙江大華技術(
002236)が大幅安。
上海B株指数は0.18%高の238.88ポイントと反発。深センB株指数は0.46%安の1072.26ポイントと続落した。