業種                    引値      前日比（％）

  1  コングロマリット         1601.23          1.42

  2  通信                     1088.67          0.80

  3  エネルギー               5571.97          0.67

  4  金融                     3616.11          0.46

  5  公共事業                 6520.49         -0.02

  6  素材                     6084.21         -0.16

  7  必需消費財              26825.20         -0.39

  8  不動産・建設             3785.75         -0.65

  9  一般消費財               3579.37         -1.01

 10  工業                     1684.55         -1.07

 11  医療・ヘルスケア        19648.49         -1.29

 12  情報技術                20373.19         -2.09

　2日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。終値は前日比0.13％安の26532.58ポイントだった。中国企業指数は0.81％安の10573.79ポイント。メインボードの売買代金は概算で1817億3000万HKドル。

　ハンセン指数はマイナス圏での推移が目立った。前日の米株高や中国の景況感の改善を好感してプラス圏に浮上する場面もみられたものの、米議会諮問機関の米中経済安全保障再考委員会（USCC）が2020年版の報告書をまとめ、米国の中国企業への投資に対する審査を強化すると表明し、米中関係の悪化などが警戒された。また、ここ最近の上昇を受けて、利益確定の売りが広がったほか、米株価指数先物が時間外で下落していることも嫌気された。

　ハンセン指数構成銘柄では、「先旧後新」方式の増資と転換社債発行を発表して後場に取引を再開した小米集団（01810）が7％超下落。吉利汽車（00175）や中国生物製薬（01177）の下落も目立った。半面、時価総額の大きいHSBC（00005）が3％超上昇し、一定の支えとなった。長江和記実業（00001）やサンズ・チャイナ（01928）も買われた。

　この他では、増資計画を発表したBYD（01211）と龍湖集団（00960）が大きく売られた。半面、野村インターナショナルが目標株価を引き上げたロクシタン（00973）が8％近く上昇した。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 ハンセン指数                 26532.58    -35.10     -0.13

 中国企業指数                 10573.79    -85.85     -0.81

 レッドチップ指数              3792.60     13.26      0.35

 GEM指数                        119.88      2.96      2.53