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指数: 15分ディレイ
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15日のNY株式相場は3日続落。欧州でコロナ感染が再拡大し経済活動への影響が懸念される中、追加経済対策を巡る与野党協議の難航や米経済指標の悪化も嫌気された。巨大ハイテク企業に対する規制強化の動きを受けてフェイスブックなどが下落したことも相場の重しとなったが、エネルギーや金融株の上昇が下支えとなった。ダウ平均は朝方に332米ドル安まで下落したが、19.80米ドル安(-0.07%)と下落幅を大きく縮小して終了。好決算を発表したウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが5%近く上昇したほか、JPモルガン・チェース、ナイキ、マクドナルド、ユナイテッドヘルスが上昇しダウ平均を支えた。S&P500も1.37%安まで下落後、0.15%安と小幅安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.47%安で終了し、ダウ平均、S&P500をアンダーパフォームした。
仏パリで夜9時以降の外出禁止が発表され、英ロンドンでも行動規制が強化される見通しが伝わり欧州株が大きく下落した流れのなか、米国でも多くの州で新規感染者数が増加したことで売り優勢でスタートした。朝方発表された新規失業保険申請件数や10月ニューヨーク連銀製造業景気指数の悪化もセンチメントの悪化につながった。7-9月期決算発表は、医薬品の売り上げが好調で利益が予想を上回ったウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが4.82%高となり、トレーデングが好調で一株当たり利益が1.66米ドルと予想の1.28米ドルを大きく上回ったモルガン・スタンレーも1.34%高となった一方、赤字が予想を上回ったユナイテッド航空が3.82%下落した。引け後に決算を発表したインテューイティブ・サージカルは利益が予想を大きく上回ったものの、株価は時間外で4%超下落した。 海外市況 |
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15日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.52%安の299.46米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は4.43%安の130.04米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の15日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):299.46米ドル(-0.52%) ■百度(BIDU):130.04米ドル(-4.43%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):29.75米ドル(-0.30%) ■JDドット・コム(JD):80.25米ドル(-1.05%) ■ウェイボー(WB):37.83米ドル(-2.47%) ■ネットイース(NTES):88.33米ドル(-1.38%) ■モモ(MOMO):14.32米ドル(-0.56%) ■レンレン(RENN):4.40米ドル(+0.69%) ■新浪(SINA):42.55米ドル(-0.16%) ■捜狐(SOHU):18.55米ドル(-3.69%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.95米ドル(-4.41%) ■テンセント・ミュージック(TME):14.30米ドル(+0.07%) |
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