18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小高く寄り付いた後にプラス圏でもみ合う展開。前日まで続落した後で押し目買いが入りやすい環境となっている。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.24％高の3278.13ポイントで推移。セクター別では軍事・宇宙開発、造船、貴金属が高い。半面、環境や航空などが売られている。

　18日の香港市場で、ハンセン指数は小動きで始まった。前日は大幅に続落し、終値が10日以来1週間ぶりの安値だっただけに、押し目買いが先行して相場を支えている。半面、前日のNY市場でのハイテク株下落を受けて投資家がリスク回避姿勢を強めた。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.28％高の24410.12ポイントで推移。個別では、国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）、スマートフォンメーカーの小米集団（01810）が買われている。一方、ハイテク株のアリババ集団（09988）やテンセント（00700）が続落。

                                 始値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3270.91      0.47      0.01

 上海B株指数                    249.88     -0.19     -0.08

 深セン成分指数               13026.11     10.92      0.08

 深センB株指数                  954.20     -0.28     -0.03

 滬深300指数（CSI300指数）     4636.64      3.93      0.08