■中国鉄路通信信号（03969/688009）：2020年7−8月に軌道交通関連で計10件の重要プロジェクトを受注した。受注金額は総額18億9800万元で、19年売上高（中国会計基準）の4.56％に相当する水準。

■聯想控股（03396）：子会社の聯泓新材料科技の深セン証券取引所の「中小板」に上場する計画を、中国証券監督管理委員会が17日に承認した。聯泓新材料科技は高分子材料や特殊化学品の開発と製造、販売を手掛ける。

■中国恒大新能源汽車（00708）；18日の取締役会で、A株を発行して上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板」に上場する方針を決議した。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       40.97     0.81     2.02%

COMEX金 中心限月       1949.90   -20.60    -1.05%

LME銅 3カ月物          6780.65     3.50     0.05%

LMEアルミ 3カ月物      1781.00   -10.25    -0.57%

　18日の香港市場は方向感に乏しい相場か。前日のNY市場でのハイテク株下落を受けて投資家がリスク回避姿勢を強める半面、中期的な先高観から押し目買いが入って相場を下支えしそうだ。17日のハンセン指数はハイテク株や国際金融銘柄の売りに押されたものの、9日に付けた直近安値の24213.36ポイントに迫る水準では下げ渋った。金融緩和の長期化で株式市場に資金が流入するとの期待は根強い。

　17日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がそろって下げた。主力ハイテク株に利益確定売りが続いたほか、コロナワクチン供給時期についての情報の錯綜が嫌気された。ワクチン供給時期を巡ってはトランプ米大統領が早ければ10月中にも供給が可能だとしたものの、米疾病対策センター（CDC）の責任者は、年内の供給はごくわずかで、幅広い供給は6−9カ月先になるとの見通しを示した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は高安まちまち。国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）が香港終値を上回った半面、中国インターネットサービス大手のテンセント（00700）、香港公益株のホンコン・チャイナガス（00003）が下回って引けた。