※3日(金)米国市場は米独立記念日の振り替え休日のため休場。取引は6日(月)から再開される。

　本土市場では上海総合指数が週間で5.8％高と3週続伸。海外での新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気して週初こそ下落して始まったが、その後は週末まで4日続伸と堅調に推移した。製造業PMIが市場予想を上回り、景気の先行き不安が後退。上海総合指数は1日に約4カ月ぶりに節目の3000ポイント台を回復すると、香港からの「北向き」資金の流入も指数を押し上げ、3日には終値で約1年2カ月ぶり高値を更新した。

　　　　　　　　　　終値　 騰落率 　 週初来　 年初来
06月29日 [月]　　2961.52　-0.6%　　-0.6%　　-2.9%
06月30日 [火]　　2984.67　+0.8%　　+0.2%　　-2.1%
07月01日 [水]　　3025.98　+1.4%　　+1.6%　　-0.8%
07月02日 [木]　　3090.57　+2.1%　　+3.7%　　+1.3%
07月03日 [金]　　3152.81　+2.0%　　+5.8%　　+3.4%

　香港市場は7月1日が香港特別行政区設立記念日で休場のため4日間の取引。ハンセン指数は4日間で3.4％高と反発した。週明けは米国の新型コロナウイルス感染の再拡大や、「香港国家安全維持法」を巡る米中対立を警戒した売りが先行。ただ、週内に両国で市場予想より強い経済指標が相次いで発表され、経済活動の停滞懸念が後退。NYや上海の株高でリスクオン姿勢が強まり、2日には終値で節目の25000ポイント台を回復。3日には3営業日続伸で約4カ月ぶり高値をつけた。

　　　　　　　　　　終値　　 騰落率　 週初来 　年初来
06月29日 [月]　　24301.28　-1.0%　　-1.0%　　-13.8%
06月30日 [火]　　24427.19　+0.5%　　-0.5%　　-13.3%
07月01日 [水]　　休場
07月02日 [木]　　25124.19　+2.9%　　+2.3%　　-10.9%
07月03日 [金]　　25373.12　+1.0%　　+3.4%　　-10.0%