14日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.52％高の2921.25ポイントだった。深セン成分指数は0.79％高の10949.68ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4823億1400万元だった。

　上海総合指数はおおむねプラス圏で推移。新型肺炎を巡り、序盤は不透明感が意識されたが、湖北省以外の地域における新規感染者数の縮小が続いていることが伝わると、買いの勢いが強まった。深セン市場の成分指数や新興企業市場「創業板」指数の上昇も支えとなるなか、上海総合指数は前場中盤以降、上げ幅を広げた。セクター別では、金融が軒並み高となったほか、非鉄金属や電子部品などが大きく上昇。半面、農薬、通信キャリアなどが軟調だった。

　上海B株指数は0.35％高の236.02ポイント、深センB株指数は0.15％安の926.91ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  2921.25     15.18      0.52

 上海B株指数                    236.02      0.82      0.35

 深セン成分指数               10949.68     85.36      0.79

 深センB株指数                  926.91     -1.41     -0.15

 滬深300指数（CSI300指数）     3991.50     31.58      0.80

■午後0時までの記事一覧：

【香港】アリババ集団、19年10−12月期決算は58％増益（速報）
【香港】SMIC、19年10−12月期決算は純利益3.4倍（速報）
【香港】中信証券、1月の純利益は前年同月比16％増
【香港】中国銀河証券、1月の純利益は前年同月比11％増
【香港】広州汽車集団、1月の新車販売台数は16％減
【香港】FSMホールディングス、TOBの結果を発表
【香港】中海石油化学、19年12月本決算は大幅減益の見通し
【香港】SMIC、1−3月期売上高は前四半期比で最大2％増の見通し
【香港】吉利汽車の1月販売台数は29％減、前月比では14％減
【香港】TVB、19年12月本決算は赤字拡大の見通し
【香港】中国鉄建、山東省イ坊市の駅前広場開発プロジェクトを受注
【香港】洛陽モリブデン、A株の株価急騰で説明公告
【香港】澳達控股の初値は0.33HKドル、公開価格比32.0％高
【香港】鄭州煤鉱機械、理財商品に5億元を投資
【香港】ササ・インターナショナル、最大3％の人員削減
【香港】新疆金風科技の目標株価を6％引き下げ＝ゴールドマン
【香港】北京汽車、グループのファイナンス会社に追加出資
【香港】招商局港口控股、13日付で会長交代

【中国】平安銀行、19年12月本決算は14％増益（速報）
【中国】上海百聯集団、親会社の同社株追加取得計画が終了
【中国】本鋼板材、親会社が最大1億元で同社株を追加取得へ
【中国】人民元の14日の基準値は1米ドル＝6.9843元、前日比で0.083％元安
【中国】上海三毛企業、プリント基板子会社の競売は応札者なし
【中国】20年1−3月期の中国経済成長率見通し、4.1％に下方修正＝HSBC