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指数: 15分ディレイ
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週明け20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.39%安の28942.57ポイントだった。中国企業指数は0.16%安の11401.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で641億5000万HKドル。
ハンセン指数は前週末に米国市場が上昇した流れを引き継ぎ高く寄り付いた。序盤は前営業日終値を挟んでもみ合ったが、その後は下向きに転じ、心理的節目の29000ポイントを割り込んだ。前週末に指数が同節目に乗せ、約8カ月ぶり高値を付けただけに、春節(旧正月)連休を前に利益確定売りが優勢。中国本土で寄り付きとほぼ同時に発表された1月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が据え置きとなり、金融緩和に対する期待が後退したことや、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に対する警戒感も重荷となった。 個別では、新型肺炎による観光業への影響が懸念され、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)、銀河娯楽(00027)、航空株の中国東方航空(00670)、中国国際航空(00753)、中国南方航空(01055)が安い。時価総額の大きいAIAグループ(01299)、中国建設銀行(00939)が軟調に推移し、指数を押し下げた。民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)も下げが目立った。半面、医薬品メーカーの中国生物製薬(01177)、石薬集団(01093)、通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)、チャイナ・ユニコム(00762)が逆行高。2019年12月本決算の大幅増益見通しを発表した中国人寿保険(02628)が買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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週明け20日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.43%高の3088.59ポイントだった。深セン成分指数は0.98%高の11061.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4117億9400万元だった。
上海総合指数はおおむねプラス圏で推移。相場の先高観が根強いことに加え、流動性のひっ迫が伝わるなかで中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作(オペ)を通じて資金供給を続けていることなどが支えとなった。指数は序盤に一時、マイナス圏に沈む場面もみられたが、その後はもみ合いながら上げ幅を拡大。結局、前場の高値圏で午前の取引を終えた。セクター別では保険が全面高となったほか、湖北省武漢市などで新型肺炎の感染が拡大していることを背景に医薬が大幅高。電子部品や証券なども買われた。半面、航空、観光、通信が軟調。 上海B株指数は0.18%高の260.62ポイント、深センB株指数は0.17%高の1001.75ポイントだった。 |
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