12日の中国本土株式市場で上海総合指数は小反落して始まった。前日まで5営業日続伸し、約3週ぶり高値で終えた後とあって、利益確定売りが先行している。米国の対中制裁関税「第4弾」の発動を3日後の15日に控え、協議の行方を見極めたい気分も根強い。

　指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.15％安の29119.95ポイントで推移。セクター別では、セメント・建材、石炭、自動車、鉄鋼の下げが目立つ。半面、保険、電子部品の一角が堅調。

                         終値      前日比    騰落率

NYMEX原油 中心限月        58.76     -0.48     -0.81%

COMEX金 中心限月        1475.00      6.90      0.47%

LME銅 3カ月物           6156.15     56.30      0.92%

LMEアルミ 3カ月物       1760.00      5.00      0.28%

　12日の深センA株市場では日本時間午前10時38分現在、東旭光電科技（000413）が10.03％安と深センA株銘柄（ストックコネクト対象銘柄）の中で値下がり率1位となっている。深センA株銘柄の寄り付き下落率トップ10は次の通り。

◆深センA株銘柄（ストックコネクト対象銘柄）の寄り付き下落率トップ10
　更新時間：2019/12/12 10:38 （日本時間）

  銘柄名                          株価  騰落率

                                  （元） （％）

 1 東旭光電科技（000413）          3.500 -10.03%

 2 視覚中国文化発展（000681）     16.270 -10.01%

 3 当代東方投資（000673）          5.670 -10.00%

 4 深ｾﾝ市兆新能源（002256）        2.720  -7.17%

 5 東旭藍天新能源（000040）        3.460  -6.99%

 6 衆応互聯科技（002464）          8.050  -3.94%

 7 重慶華森製薬（002907）         19.540  -3.60%

 8 深ｾﾝ万潤科技（002654）          4.500  -3.43%

 9 深ｾﾝ雷柏科技（002577）         14.130  -3.22%

10 深ｾﾝ華控賽格（000068）          4.220  -3.21%