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指数: 15分ディレイ
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週明け12日前場の香港株式市場でハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.71%高の29717.42ポイントだった。H株指数は0.86%高の12003.47ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で753億4000万HKドルだった。
ハンセン指数は100日移動平均(12日寄り付き時点で29618.54ポイント)を回復してスタート。前週末のNY市場でダウ平均が3日ぶり反発したことを受け、高まっていた投資家不安がやや和らぎ、安値拾いの買いが入った。本土市場で上海総合指数は中盤以降におおむね堅調に推移したことも好感された。ただ、欧米やアジアの主要株式市場でこのところ荒い値動きが目立つ中、香港や本土市場は今週後半から春節(旧正月)休暇に入ることもあり、投資家は慎重な姿勢を崩していない。上値は重かった。 個別では、時価総額上位でIT大手のテンセント(00700)、アジア生保のAIAグループ(01299)が上昇し、指数を押し上げた。前週末に下げがきつかった香港証券取引所(00388)や本土保険大手の中国平安保険(02318)が買い戻された。自動車大手の吉利汽車(00175)、スマホ部品の舜宇光学科技(02382)、瑞声科技(02018)が高い。半面、台湾系食品メーカーの中国旺旺(00151)が売られたほか、原油安を嫌気してCNOOC(00883)が下げた。香港デベロッパーの恒隆地産(00101)、本土通信キャリア大手のチャイナ・モバイル(00941)、PC世界大手のレノボグループ(00992)もさえない。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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週明け12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.80%高の3155.02ポイントだった。深セン成分指数は2.61%高の10262.10ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2038億7800万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の値動き。前引けにかけて上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。前週は週間下落率が9.58%に達し、週末の終値が2017年6月16日以来ほぼ8カ月ぶりの安値だっただけに、次第に幅広いセクターで買い戻しが優勢となった。春節(旧正月)の連続休場入りを15日に控え、需要拡大が見込まれる消費関連株も買われた。ただ、持ち高整理の売りに押されて下げに転じる場面も目立った。金融引き締めに対する警戒感は根強く、銀行の一角が売られた。 上海B株指数は1.19%高の319.80ポイントと6営業日ぶりに反発。深センB株指数は1.64%高の1129.11ポイントと反発した。 |
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