2024-08-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、買い戻しが支え 7月貿易統計はまちまち
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.31%高の2876.17ポイントだった。深セン成分指数は0.04%安の8460.49ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3732億8400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、その後は総じてプラス圏でもみ合った。前日に4営業日ぶりに反発したものの、指数は依然としておよそ6カ月ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが相場を支えた。午前中に発表された中国の7月の貿易統計はまちまち。米ドル建て輸入は前年同月比7%増と市場予想(9.7%増)から下振れした半面、輸入は7.2%増と市場予想(3.5%増)を上回った。
セクター別では、通信設備・サービス、送配電設備、電力、石炭などが高い。半面、医療サービス、観光・ホテル、農業関連、バッテリー素材などが下げた。
上海B株指数は0.48%高の234.23ポイント、深センB株指数は0.44%高の1095.78ポイントだった。