テンセント（00700）と中国恒大集団（03333）は5月31日、開放型不動産管理業プラットフォーム「微物雲」の構築で戦略提携を結んだ。テンセントのクラウドコンピューティング、人工知能（AI）、ビッグデータ、IoTなどの技術力を利用し、中国恒大集団の不動産管理業子会社である恒大物業集団（06666）が2000カ所近い地区で顧客に多様なサービスを提供する。「微物雲」は不動産SaaS（ソフトウエア・アズ・ア・サービス）システム、物件IoT、顧客管理サービスの3部分で構成され、医療や養老、教育、金融、団体購入などの付加価値サービスを導入することで不動産ビジネスモデルのデジタル化を支える。『南方都市報』が同日伝えた。

　関連銘柄の5月31日終値は次の通り。

　■中国恒大集団（03333）：11.64HKドル（前営業日比3.80％安）
　■恒大物業集団（06666）：11.56HKドル（同3.51％安）
　■テンセント（00700）：619.00HKドル（同2.91％高）