2025-07-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:マイナス圏で推移、利益確定売りが重し
週明け28日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く寄り付いた後、ほどなくマイナス圏に沈む展開。最近の上昇を受けて利益確定の売りが広がっているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を29−30日に控えて様子見ムードも相場の重しとなっているもよう。一方、米国と中国は28−29日に3度目となる閣僚級協議をスウェーデンの首都ストックホルムで開くが、関税の一時停止措置を90日間延長することで合意する見通しだと香港英字紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』が伝えた。
指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.30%安の3583.01ポイントで推移している。セクター別では、石炭や貴金属が全面安となっているほか、鉄鋼やガラス繊維なども売られている。半面、保険や製薬、医薬品販売などが買われている。