2025-06-27 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、利益確定売りが重し 保険株や銀行株に売り
27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.21%安の3441.30ポイントだった。深セン成分指数は0.85%高の10431.51ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9912億7400万元だった。
上海総合指数は序盤に高くなる場面もあったが、勢いは続かず、マイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を広げた。米中が貿易協定に署名したことが好感されたほか、中東情勢への警戒感も和らいでいるものの、最近の上昇を受けて利益確定の売りが広がり、相場の重しとなった。セクター別では、保険が全面安となったほか、銀行や観光・ホテルなどが売られた。半面、非鉄金属や半導体、通信サービスが買われた。
上海B株指数は0.11%安の258.51ポイント、深センB株指数は0.07%高の1197.86ポイントだった。