2025-06-26 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日続伸、政策期待などが支え 造船株が全面高
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.11%高の3459.66ポイントだった。深セン成分指数は0.26%高の10420.86ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9775億200万元だった。
上海総合指数は、序盤はマイナス圏で推移したが、その後プラス圏に浮上した。指数は前日まで3日続伸し、終値ベースで昨年12月12日以来、およそ半年ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったが、中東情勢への警戒感が後退しているほか、中国政府が打ち出す景気対策への期待感は強く、買いが広がった。セクター別では、造船が全面高となったほか、ソフトウエア開発や風力発電設備も買われた。半面、保険が全面安。バイオや製薬も売られた。
上海B株指数は0.12%高の259.29ポイント、深センB株指数は0.48%高の1198.81ポイントだった。