26日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。中東の地政学的リスクの後退や米利下げ期待を受けて前日にハンセン指数は4営業日続伸し、終値ベースで3月19日以来およそ3カ月ぶりの高値を付けた後とあって、目先の利益をいったん確定する売りが先行している。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.66%安の24313.29ポイントで推移。個別では、前日に高かった教育関連サービスの新東方教育科技(
09901)や、香港不動産関連の恒基兆業地産(
00012)、Link REIT(
00823)が反落。大型ネット株のアリババ集団(
09988)、美団(
03690)、製薬の石薬集団(
01093)、中国生物製薬(
01177)なども安い。半面、短編動画プラットフォーム運営の快手科技(
01024)、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(
09961)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)などが買われている。