JPモルガンは最新リポートで、6月のマカオカジノ収入が195億パタカを超える可能性があるとの見方を示した。6月1−22日のカジノ収入は148億パタカ、1日当たり平均では6億7000万パタカを超えた点に触れ、先週のカジノ収入は1日当たり平均6億8500万パタカとなり、5月とほぼ同水準だったと指摘。人気歌手のコンサート開催が追い風となったものの、6月は一般的にオフシーズンとされることから、カジノ収入は好転の兆しがみられるとした。『経済通』が25日伝えた。
JPモルガンは、4−6月期のカジノ収入が前年同期比5−6%増、前四半期2−4%増に上ると予想した。一方、個別では、銀河娯楽(
00027)とMGMチャイナ(
02282)をトップピックとし、投資判断をいずれも「オーバーウエート」に設定した。次いでサンズ・チャイナ(
01928)、ウィン・マカオ(
01128)、澳門博彩控股(
00880)、メルコ・インターナショナル(
00200)の順に選好するとした。