2025-06-25 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続伸も上値重い、造船株・証券株などに買い(12:56)
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.28%高の3430.16ポイントだった。深セン成分指数は0.64%高の10282.96ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9272億2000万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前場半ばまでは前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、その後は総じてプラス圏で推移した。イスラエルとイランの停戦合意が発効したことを好感。もっとも、前日に心理的節目の3400ポイントを回復し、およそ3カ月ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが上値を抑えた。中東の緊張緩和でエネルギー資源株や海運株が売られている。
セクター別では、造船、金融・投資関連、証券が全面高。航空機製造・宇宙関連、ソフトウエア開発、コンピューターなども高い。半面、採掘、石油、海運・港湾運営、農薬などが下げた。
上海B株指数は0.16%高の257.77ポイント、深センB株指数は0.28%高の1189.37ポイントだった。