2025-06-24 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続伸で節目の24000ポイント乗せ、中東情勢への警戒感後退
24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比1.95%高の24150.76ポイントだった。中国企業指数は1.92%高の8762.37ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1318億8000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付き後ほどなく心理的節目の24000ポイントに乗せると、その後も徐々に上げ幅を拡大した。トランプ米大統領が自身のSNSにイスラエルとイランが完全な停戦で合意したと投稿したことが好感されたほか、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長の発言を受けて米国の利下げ期待も高まり、買いが広がった。
個別では、新東方教育科技(
09901)が9%超上昇したほか、2025年6月中間決算で35%増益となる見通しを発表した中国宏橋(
01378)は7%近く上昇した。理想汽車(
02015)や小米集団(
01810)、舜宇光学科技(
02382)なども買われた。半面、中国神華能源(
01088)や東方海外(
00316)、CNOOC(
00883)などが売られた。