2025-06-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、中東情勢の緊迫化で海運・石油関連などに買い
週明け23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.15%高の3365.07ポイントだった。深セン成分指数は0.16%安の9988.66ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6705億5200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合ったが、前場半ばにプラス圏に浮上した。米国がイランへの攻撃に踏み切ったことで一段と市場の不透明感が強まったものの、中東情勢の緊迫化を受けて海運運賃の上昇や原油相場の高騰などへの思惑買いが入り、相場を支えたもよう。
セクター別では、バッテリー素材が全面高。採掘、海運・港湾運営、石油なども高い。半面、ゲーム、酒造、航空・空港運営、建設機械などが下げた。
上海B株指数は0.45%安の253.61ポイント、深センB株指数は0.12%高の1163.59ポイント。