20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比1.15%高の23504.59ポイントだった。中国企業指数は1.24%高の8515.10ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で929億8000万HKドルだった。
ハンセン指数は高く始まり、じりじりと上げ幅を拡大。前場の高値圏で引けた。前日終値は2日以来の安値だっただけに、値ごろ感が強まった銘柄を中心に買い直しが優勢となった。中国本土系の金融株が大きく買われ、指数を押し上げた。
個別では、銀行株の中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)、招商銀行(
03968)、中国銀行(
03988)、保険株の中国人寿保険(
02628)と中国平安保険(
02318)がそろって反発し、相場の上昇を主導。スポーツ用品大手の李寧(
02331)は6.8%高となり、電子部品の舜宇光学科技(
02382)、自動車販売の中升集団(
00881)も大幅に上昇した。半面、ガラス大手の信義ガラス(
00868)、不動産管理の華潤万象生活(
01209)が続落した。