金融情報サービス会社、Windの統計によると、2025年の香港市場での新規株式公開(IPO)による調達額は6月17日時点で779億8800万HKドルに上り、前年同期の6倍超に達していることがわかった。『香港01』が18日伝えた。
香港証券取引所を運営する香港証券取引所(
00388)の陳翊庭最高経営責任者(CEO)は香港メディアの取材に対し、香港証券取引所への上場を待っている企業が160社を超えており、うち20社近くは調達額が10億米ドル(約78億HKドル)を超えると明らかにしていた。
一方、大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は、大型のA株企業の香港上場が相次ぐことで、25年の香港市場でのIPO調達額が1300億−1600億HKドルに上り、世界トップ3に返り咲く可能性があると予想している。
香港証券取引所の株価は日本時間午後2時32分現在、前日比2.08%安の404.80HKドルで推移している。