2025-06-18 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、中東情勢を懸念 レアメタルなどに売り
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.20%安の3380.47ポイントだった。深セン成分指数は0.15%安の10136.51ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7429億7900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤はプラス圏に浮上する場面もあったが、その後はマイナス圏でもみ合った。イスラエルとイランの軍事衝突や米政府の関与を巡って緊張が高まるなか、運用リスクを回避する売りがやや優勢。トランプ米大統領は17日、自身のSNSでイランに「無条件降伏」を要求。同日に複数の米メディアが、トランプ氏は米軍によるイランの核施設攻撃を検討していると報じた。
セクター別では、レアメタル、美容・ケア、農薬、医療サービスなどが安い。半面、軍需関連、電子部品、貴金属などが買われた。
上海B株指数は1.12%安の253.08ポイント、深センB株指数は0.08%高の1163.98ポイントだった。