2025-06-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、中東情勢を注視 ゲーム株・通信株に売り
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.19%安の3382.14ポイントだった。深セン成分指数は0.005%安の10163.07ポイントと小幅に反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7714億8900万元だった。
上海総合指数は序盤に前日終値を挟んでもみ合った後、次第に下げ幅を広げた。中東情勢を巡る過度の警戒感は和らいだものの、イスラエルとイランの軍事衝突は収拾しておらず、市場に様子見気分が広がった。前日の相場上昇を主導したセクターの銘柄に売りが出て、指数を押し下げた。
セクター別では、前日に買われた文化・メディア、ゲーム、通信サービスが反落。宝飾品、石油も安い。半面、バッテリーとバッテリー素材、採掘、海運・港湾が買われた。
上海B株指数は0.05%安の255.88ポイント、深センB株指数は0.47%高の1162.94ポイントだった。