2025-06-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小反発、方向感乏しく、小売売上高の予想上振れを好感
週明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反発。前場終値は前営業日比0.05%高の3378.78ポイントだった。深セン成分指数は0.13%高の10134.81ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7881億1200万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、序盤は前週末終値を挟んだ一進一退の展開だったが、その後は総じてプラス圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化が懸念される半面、国家統計局が発表した5月の小売売上高は前年同月比6.4%増となり、市場予想の5.0%増を大幅に上回ったことが好感されたもよう。
セクター別では、採掘、ゲーム、風力発電設備、石油、不動産開発などが高い。半面、貴金属、美容・ケア、航空・空港運営、バッテリー素材などが売られた。
上海B株指数は0.24%高の256.46ポイント、深センB株指数は0.39%安の1156.15ポイント。