2025-06-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、中東情勢の緊迫化を嫌気 3400ポイント割れ
13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.72%安の3378.01ポイントだった。深セン成分指数は1.15%安の10116.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9121億9400万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移。心理的節目の3400ポイントを割って寄り付いた後、徐々に下げ幅を拡大した。イスラエルがイランを攻撃したと伝わり、中東情勢の緊迫化が嫌気されたほか、指数は前日に終値ベースで5月14日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りも相場の重しとなった。セクター別では、美容関連が全面安となったほか、バイオや通信サービスも売られた。半面、貴金属が全面高。採掘や石油も高かった。
上海B株指数は0.56%安の255.59ポイント、深センB株指数は1.25%安の1158.16ポイントだった。