12日の香港市場で中国の総合医薬品メーカー、中国生物製薬(
01177)が急伸。株価は日本時間午後3時19分現在、前日比17.19%高の5.59HKドルで推移している。
『AAストックス』によると、中国生物製薬の資本市場担当者である雷鳴氏は、外部へのライセンス供与が同社の重要な戦略目標の一つとなっており、象徴的な大型契約が近く成立する見込みと明かした。今年以降、事業開発(BD)を通じた契約収入が経常的な売上高・利益源となり、海外売上比率をさらに高めるとともに、「第2の成長曲線」を形成し、企業価値の再評価を促す可能性があると述べた。
雷氏によると、創薬製品の売上比率は2018年の16%から24年には42%に上昇し、今年は50%を突破する見込み。今後3年間は毎年少なくとも5つの創薬製品を市場に投入する計画で、27年には同売上比率がさらに60%に上昇すると予想。「自社開発+BD」という「両輪駆動」が成長の原動力になっているとした。