2025-06-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、3400ポイント付近でもみ合い レアメタルなどに買い
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.54%高の3403.00ポイントだった。深セン成分指数は0.89%高の10252.69ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7905億5900万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた。序盤に上げ幅を広げ、心理的節目の3400ポイントに乗せた。米国と中国がロンドンで9日から実施していた貿易問題に関する閣僚級協議が終了し、両国が5月にスイスで結んだ合意内容を着実に履行することで一致したことが好感された。もっとも、買い一巡後は伸び悩み、前場半ば以降は3400ポイントを挟んでもみ合った。
セクター別では、レアメタル、バッテリー素材、保険が全面高。自動車部品、非鉄金属なども高い。半面、海運・港湾運営、製薬、美容・ケア、医療サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.1%安の256.66ポイント、深センB株指数は0.41%高の1179.67ポイントだった。