2025-06-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日続伸、3400ポイント超え 医薬品株に買い
10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比0.11%高の3403.52ポイントだった。深セン成分指数は0.23%安の10226.55ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7886億3500万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、じりじりと上げ幅を拡大。ただ、心理的節目の3400ポイントを上抜けると伸び悩んだ。中国と米国が9日にロンドンで開いた貿易協議がこの日も続くと伝わり、関税などを巡る両国の対立が緩和に向かうとの期待が強まる半面、結果を見極めたい投資家は積極的な売買を手控えているもよう。
セクター別では、バッテリー、医薬品、医療サービス、銀行が買われる半面、航空宇宙、半導体、電機、ソフトウエア開発が売られた。
上海B株指数は0.09%高の257.11ポイント、深センB株指数は0.92%安の1176.97ポイント。