2025-06-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小動き、 米中貿易協議の進展期待も利益確定売りが重し
10日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。9日にロンドンで始まった米中の閣僚級貿易協議は10日も開かれる予定で、米国側は中国がレアアースの輸出規制を緩和すれば、対中輸出規制を緩和する方針を示唆しており、協議の進展期待が買いを支えているもよう。ただ、指数は前日に終値で心理的節目の24000ポイントに乗せ、3月20日以来およそ2カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっている。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.08%安の24161.07ポイントで推移している。個別では、石薬集団(
01093)や新鴻基地産(
00016)、理想汽車(
02015)などが売られている。半面、BYDエレクトロニック(
00285)やBYD(
01211)、アリババ集団(
09988)、京東健康(
06618)などが買われている。