中国の携帯端末部品メーカー、Qテクノロジー(
01478)は9日大引け後、2025年5月の主要製品の販売量を発表した。カメラモジュールは前年同月比15.6%減の3392万3000個だった。顧客の製品サイクルに加え、中・高級製品に力を入れる経営戦略が影響した。前月比では2.1%増えた。
用途別では、携帯電話用カメラモジュールは3238万個で、前年同月比17.5%減、前月比1.9%増。仕様別内訳は、画像サイズ32メガピクセル未満の製品が前年同月比15.8%減の1583万4000個、32メガピクセル以上の製品は19.0%減の1654万6000個だった。携帯電話用以外のカメラモジュールは63.5%増の154万3000個となった。
指紋認証モジュール販売量は1524万1000個で、市場シェアが拡大したことから前年同月比45.0%増、顧客の製品サイクルによる影響を受けたため前月比では13.0%減だった。
Qテクノロジーの9日終値は前日比3.34%高の6.80HKドル。