2025-06-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続伸、3400ポイント付近で伸び悩む
週明け9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比0.23%高の3393.26ポイントだった。深セン成分指数は0.62%高の10246.65ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8230億900万元だった。
上海総合指数は総じてプラス圏でもみ合った。米国と中国はこの日にロンドンで閣僚級貿易協議を開く予定で、協議の進展に対する期待が相場を支えた。もっとも、心理的節目の3400ポイントに乗せる場面もあったが、同水準では伸び悩み、上値の重さが目立った。
セクター別では、化学製薬が全面高。バイオ製品、医療サービス、バッテリーなども高い。半面、貴金属、鉄道・道路、銀行、保険などが売られた。
上海B株指数は0.34%高の257.08ポイント、深センB株指数は0.15%安の1191.99ポイント。