6日の香港市場でショート動画プラットフォーム運営の快手科技(
01024)が高い。株価は日本時間午後2時21分現在、前日比6.15%高の57.85HKドルで推移している。自社開発した「可霊AI(Kling AI)」の売り上げが、成長率と規模の両面で世界の動画生成型大規模AI製品および独立系AIの中でトップクラスの水準に達したと発表し、材料視された。
快手科技は同日、可霊AIの商業化状況を発表。提供開始から10カ月目となる2025年3月時点で、年換算売上高(月間売上高×12)が1億米ドルを超えたと明らかにした。また、25年4月と5月の月間課金額(個人会員サブスクリプション料金および企業顧客のAPI課金)はともに1億元を超えた。
可靈AIは24年6月のリリース以降、年間20回以上のバージョンアップを重ね、25年4月に「可靈2.0」を全世界向けに投入。25年5月末には「可靈2.1」を発表した。法人向け可霊AI APIサービスの顧客は世界で1万社を超える。