6日の香港市場でハンセン指数は続伸して寄り付いた直後、下げに転じた。前日に中国の習近平国家主席とトランプ米大統領が電話協議したものの、その後の両国閣僚級会合を通じて関税やレアアース輸出を巡る問題が解消されるか見極めたいとのムードが強い。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.19%安の23861.37ポイントで推移。個別では、自動車製造を手掛ける理想汽車(
02015)とBYD(
01211)、小米集団(
01810)、吉利汽車(
00175)が安い。スマートフォン部品・車載部品の舜宇光学科技(
02382)とBYDエレクトロニック(
00285)も売られている。半面、ショート動画プラットフォームの快手科技(
01024)、アルミ大手の中国宏橋(
01378)、金鉱大手の紫金鉱業集団(
02899)が高い。保険大手のAIAグループ(
01299)も上昇。