2025-06-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、米中協議の進展期待が支え ゲーム株など高い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.08%高の3378.82ポイントだった。深セン成分指数は0.16%高の10160.75ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7142億5000万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移が目立ったが、前場終盤にプラス圏に再浮上した。米ホワイトハウスのレビット大統領報道官が3日、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と今週後半に協議すると明らかにしたことを受け、米中協議の進展期待が広がる半面、米国の景気悪化懸念や米雇用統計を控えた様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや送電設備、通信設備などが買われた半面、宝飾や食品・飲料、製薬などが売られた。
上海B株指数は0.20%高の259.60ポイント、深センB株指数は0.21%高の1191.33ポイントだった。