2025-06-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小動き、米中貿易交渉に不透明感
休場明け3日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。中国と米国の貿易交渉の先行きが不透明との見方から、投資家が積極的な売買を手控えているもよう。中国商務部の報道官は2日、米国が中国による中米ジュネーブ経済貿易会談の共通認識違反を繰り返し主張していることに強く反発し、米国側が差別的な対中制限措置を相次いで新たに講じていると批判した。一方、レビット米大統領報道官は2日、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が週内にも協議する可能性が高いと明らかにした。
指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比0.07%安の3345.13ポイントで推移している。セクター別では、空運や自動車、鉄鋼、電力が売られる半面、貴金属、ゲーム、コンピューターが買われている。