CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、小米集団(
01810)の投資判断を強い推奨を示す「コンビクション・アウトパフォーム」、目標株価を69HKドルに設定した。小米集団の2025年の1−3月期決算が予想から上振れし、売上高と調整後純利益が予想をそれぞれ2%、7%上回ったと指摘した。モノのインターネット(IoT)事業が最も好調で、大型家電製品が前年同期比114%増収、タブレット端末が56%増収。中国スマートフォン事業も出荷量が30%増を記録。全体の粗利益率が過去最高の22.8%となったほか、電気自動車(EV)事業は純損失が5億元に縮小したと指摘した。『AAストックス』が28日伝えた。
CLSAは、小米の4−6月期の売上高と調整後純利益がそれぞれ前年同期比30%増、60%増となると予想。同社初のSUV車「YU7」が下期の支援材料になるとみている。また、25年と26年の通期調整後純利益予想をそれぞれ8%、12%上方修正した。