中国本土でネット出前、ネット通販即時配送サービス分野で競争が激化していることについて、生活関連アプリ運営大手、美団(
03690)の幹部は、現在の業界における「非理性的な補助金競争」は長期的には持続不可能であるとの見解を示した。財務面から見ても、競争激化を鑑みると、短期的には業績の変動が予想されるとした。『信報』が26日伝えた。
美団の創業者で、王興会長兼最高経営責任者(CEO)は26日の業績説明会で、「簡単に言えば、我々は何としてでもこの競争に勝利する」と述べた。
王会長は美団がネット出前、ネット通販即時配送サービスの新規参入者を歓迎する姿勢を示しつつも、業界に存在する低品質・低価格を特徴とする「非理性的な補助金競争」は長期的には持続不可能であると指摘した。業界の非理性的な補助金が段階的に撤退すれば、消費者は最も豊富な選択肢、最高の体験、信頼性の高いサービスを提供できるプラットフォームを選ぶことになると信じていると語った。